授業名 | 卒業研究3(99PQ334) | 授業名(英) | Undergraduate Thesis 3 |
教員名 | 堀江 一郎 | ||
開講年度学期 | 2020年度 前期~後期 | ||
曜日時限 | 前期(集中講義)、後期(集中講義) | ||
開講学科 | 薬学部薬学科 |
単位 | 2.0 | 学年 | 6年 |
区分 | 卒業研究 | 課程 | 必修 |
概要 | 薬剤師として、また、創薬研究者として、薬学・医療の進歩と改善に資するためには、研究を遂行する意欲と問題発見・解決能力のみならず、成果を公に発信するとともに外部からの声を真摯に受け入れる能力や一社会人としてのスキルが必要不可欠である。 そのために「卒業研究」シリーズ(卒業研究1~3)では、主に以下の5点を目的とする。 ①研究マインドをもって生涯にわたり医療に貢献するために、薬学における研究の位置づけを理解する。 ②自らが実施する研究に係る法令、指針を理解し、それらを遵守して研究に取り組む。 ③研究のプロセスを通して、知識や技能を総合的に活用して問題を解決する能力を培う。 ④研究成果をわかりやすく発信し、議論する能力を培う。 ⑤研究室における多人数での研究活動を通じて、一社会人としての規律やコミュニケーション能力を培う。 卒業研究3における具体的目標は、到達目標欄に記す。 |
達成目標 | 1. 医療・福祉・医薬品に関わる問題、社会的動向、科学の進歩に常に目を向け、自ら課題を見出し、解決に向けて努力する。(A-(5)-①-1) 2. 講義、国内外の教科書・論文、検索情報等の内容について、重要項目や問題点を抽出できる。(A-(5)-①-2) 3. 必要な情報を的確に収集し、信憑性について判断できる。(A-(5)-①-3) 4. 得られた情報を論理的に統合・整理し、自らの考えとともに分かりやすく表現できる。(A-(5)-①-4) 5. インターネット上の情報が持つ意味・特徴を知り、情報倫理、情報セキュリティに配慮して活用できる。(A-(5)-①-5) 6. 現象を客観的に捉える観察眼をもち、論理的に思考できる。(G-(1)-3) 7. 研究課題に関する国内外の研究成果を調査し、読解、評価できる。(G-(3)-1) 8. 課題達成のために解決すべき問題点を抽出し、研究計画を立案する。(G-(3)-2) 9. 研究計画に沿って、意欲的に研究を実施できる。(G-(3)-3) 10. 研究の各プロセスを適切に記録し、結果を考察する。(G-(3)-4) 11. 研究結果の効果的なプレゼンテーションを行い、適切な質疑応答ができる。(G-(3)-5) 12. 研究成果を報告書や論文としてまとめることができる。(G-(3)-6) |
学習教育目標 | |
成績評価方法 | 研究室における研究活動、ゼミナール、研究成果発表等により、総合的に評価する。 【評価項目】 ・研究課題に対する理解:(15点) ・研究態度(含出席):(10点) ・研究実行能力:(30点) ・結果の理解および考察:(30点) ・研究成果の発信:(15点) 【評価基準】 極めて良く理解している(できる):100% 良く理解している(できる):80% 理解している(できる):60% やや理解に欠ける(できない):40% かなり理解に欠ける(できない):20% 理解していない(できない):0% |
教科書 | 特になし |
参考書 | 特になし |
履修上の注意 | 特になし |
授業計画 | 【4~9月】 前年度卒業研究1において設定した計画をもとに、各自の研究テーマに沿った実験を継続する。 得られた結果は、その都度教員に報告し、結果の解釈やその後の実験計画などについて指導を受ける。 必要な実験の立案を試み、教員と協議する。 関連実験や論文検索は継続的に実施する。 【9月~】 「卒業研究・」の・成果をまとめるために必要な実験を行いつつ、卒業論文を作成する。 同時に最終成果発表に向けた資料を作成し、発表を行う。 【通年】 分野内における定期的なゼミナールにおいて論文紹介を行い、その内容について議論する。 分野内における定期的なゼミナールにおいて研究成果を発表し、議論する。 卒業研究期間中に一度は学会発表を行うことを推奨する。 |
注意 | 特になし |
- 教員: 堀江 一郎