授業名 | 卒業研究3(99PQ329) | 授業名(英) | Undergraduate Thesis 3 |
教員名 | 沖田 直之 | ||
開講年度学期 | 2020年度 前期~後期 | ||
曜日時限 | 前期(集中講義)、後期(集中講義) | ||
開講学科 | 薬学部薬学科 |
単位 | 2.0 | 学年 | 6年 |
区分 | 卒業研究 | 課程 | 必修 |
概要 | 薬学・医療の進歩と改善に資するために、研究を遂行する意欲と問題発見・解決能力を身につけることを目的にする。5年次に引き続き、研究のプロセスを通して、知識や技能を総合的に活用して問題を解決する能力を培う。以下の到達目標を達成するため研究を実践する。1)研究課題に関する国内外の研究成果を調査し、読解、評価できる。2)課題達成のために解決すべき問題点を抽出し、研究計画を立案する。3)研究計画に沿って、意欲的に研究を実施できる。4)研究の各プロセスを適切に記録し、結果を考察する。5)研究成果の効果的なプレゼンテーションを行い、適切な質疑応答ができる。6)研究成果を報告書や論文としてまとめる。学会発表や論文投稿を積極的に行う。 |
達成目標 | 薬学における研究の位置づけについて 1. 基礎から臨床に至る研究の目的と役割について説明できる(G-(1)-1)。 2. 研究には自立性と独創性が求められていることを知る(G-(1)-2)。 3. 現象を客観的に捉える観察眼をもち、論理的に思考できる(G-(1)-3)。 4. 新たな課題にチャレンジする創造的精神を養う(G-(1)-4)。 研究に必要な法規範と倫理について 1. 自らが実施する研究に係る法令、指針について概説できる(G-(2)-1)。 2. 研究の実施、患者情報の取扱い等において配慮すべき事項について説明できる(G-(2)-2)。 3. 正義性、社会性、誠実性に配慮し、法規範を遵守して研究に取り組む(G-(2)-3)。 研究の実践について 1. 研究課題に関する国内外の研究成果を調査し、読解、評価できる(G-(3)-1)。 2. 課題達成のために解決すべき問題点を抽出し、研究計画を立案する(G-(3)-2)。 3. 研究計画に沿って、意欲的に研究を実施できる(G-(3)-3)。 4. 研究の各プロセスを適切に記録し、結果を考察する(G-(3)-4)。 5. 研究成果の効果的なプレゼンテーションを行い、適切な質疑応答ができる(G-(3)-5)。 6. 研究成果を報告書や論文にまとめることができる(G-(3)-6)。 ( )内はコアカリ番号 |
学習教育目標 | |
成績評価方法 | 卒業研究3では、「卒業論文の質」を重視する。 以下に示す項目で判定し(合計100点)、総合成績の60%以上を満たしたものを合格とする。成績評価は大学及び学部が定める成績評価基準によって行う。達成目標の60%に達しなかった者を不合格とする。 具体的には、 1)研究活動全般に主体的に取り組むことができる(10点) 2)研究室内の教員及び学生同士で円滑なコミュニケーションを取ることができる(10点) 3)実験報告会及び論文紹介において、各種ソフトウェアを用いて適切な資料を作成し、適切な発表を行うことができる。また、積極的に発言もしくは議論に関与できる(10点) 4)正確な実験に基づき、科学的根拠のあるデータを取得することができる(10点) 5)3年間の研究成果を卒業論文にまとめ、研究の位置づけを理解しながら科学的根拠に基づき考察を行い、今後の研究展開を提案することができる(60点) 各項目における判断基準は以下の通り: ・極めて良く理解している(できる):配点の100% ・良く理解している(できる):配点の80% ・理解している(できる):配点の60%(標準) ・やや理解に欠ける(できない):配点の40% ・かなり理解に欠ける(できない):配点の20% ・理解していない(できない):0点 |
教科書 | なし |
参考書 | 生化学1~3および分子細胞生物学の指定教科書及び参考書 |
履修上の注意 | 研究室における全ての活動について、主体性をもって積極的に取り組むこと。 研究室配属中は、就職活動等の学外で活動しなくてはいけない場合の予定に関しては、逐一教員と共有し、行動すること。 研究室員研究室員(教員、学生)と円滑なコミュニケーションを積極的に図ること。 |
授業計画 | 糖尿病をはじめとした代謝疾患分野における学術研究 ・膵島構成細胞の細胞運命転換の観点からみた糖尿病における膵島障害メカニズムの解明 ・新規糖尿病分野研究ツールの開発 病態生化学分野間の共同研究 ・膵島構成細胞とマクロファージの間の細胞間コミュニケーションとストレス応答 他研究機関との共同研究 |
注意 |
- 教員: 沖田 直之