授業名 | 卒業研究3(99PQ322) | 授業名(英) | |
教員名 | 川上 広宣 | ||
開講年度学期 | 2020年度 前期~後期 | ||
曜日時限 | 前期(集中講義)、後期(集中講義) | ||
開講学科 | 薬学部薬学科 |
単位 | 2.0 | 学年 | 6年 |
区分 | 卒業研究 | 課程 | 必修 |
概要 | 薬剤師あるいは研究者として薬学や科学の進歩と改善に貢献するためには、問題発見と問題解決を論理的に行う能力を有し、建設的な議論を行い、成果を明快に発信する能力が必須である。そこで、「卒業研究」シリーズでは、研究意欲を高め、問題発見・解決能力を身につけ、議論と成果発信能力を培うことを一貫した目的とする。また、研究室における集団生活を通じて、信頼される社会人に資するための規律やコミュニケーション能力の形成についても併せてトレーニングする。卒業研究3における具体的目標は、達成目標欄参照。 |
達成目標 | 1. 医療・福祉・医薬品に関わる問題、社会的動向、科学の進歩に常に目を向け、自ら課題を見出し、解決に向けて努力する。(A-(5)-①-1) 2. 講義、国内外の教科書・論文、検索情報等の内容について、重要項目や問題点を抽出できる。(A-(5)-①-2) 3. 必要な情報を的確に収集し、信憑性について判断できる。(A-(5)-①-3) 4. 得られた情報を論理的に統合・整理し、自らの考えとともに分かりやすく表現できる。(A-(5)-①-4) 5. インターネット上の情報が持つ意味・特徴を知り、情報倫理、情報セキュリティに配慮して活用できる。(A-(5)-①-5) 6. 現象を客観的に捉える観察眼をもち、論理的に思考できる。(G-(1)-3) 7. 研究課題に関する国内外の研究成果を調査し、読解、評価できる。(G-(3)-1) 8. 課題達成のために解決すべき問題点を抽出し、研究計画を立案する。(G-(3)-2) 9. 研究計画に沿って、意欲的に研究を実施できる。(G-(3)-3) 10. 研究の各プロセスを適切に記録し、結果を考察する。(G-(3)-4) 11. 研究結果の効果的なプレゼンテーションを行い、適切な質疑応答ができる。(G-(3)-5) 12. 研究成果を報告書や論文としてまとめることができる。(G-(3)-6) |
学習教育目標 | |
成績評価方法 | 研究室における研究活動、ゼミナール、研究成果発表等により、総合的に評価する。 【評価項目】 ・研究課題に対する理解:(15点) ・研究態度:(10点) ・研究実行能力:(30点) ・結果の理解および考察:(30点) ・研究成果の発信:(15点) 総合成績の60%以上に達したものを合格とする。成績評価は大学及び学部が定める成績評価基準によって行う。 |
教科書 | 必要に応じて指示する |
参考書 | 必要に応じて指示する |
履修上の注意 | 必要に応じて指示する |
授業計画 | 【4~9月】 前年度卒業研究1において設定した計画をもとに、各自の研究テーマに沿った実験を継続する。 得られた結果は、その都度教員に報告し、結果の解釈やその後の実験計画などについて指導を受ける。 必要な実験の立案を試み、教員と協議する。 関連実験や論文検索は継続的に実施する。 【9月~】 「卒業研究」の成果をまとめるために必要な実験を行いつつ、卒業論文を作成する。 同時に最終成果発表に向けた資料を作成し、発表を行う。 【通年】 分野内における定期的なゼミナールにおいて論文紹介を行い、その内容について議論する。 分野内における定期的なゼミナールにおいて研究成果を発表し、議論する。 卒業研究期間中に一度は学会発表を行うことを推奨する。 |
注意 | 特になし |
- 教員: 川上 広宣