授業名 | 総合的な学習の時間の指導法(99FT323) | 授業名(英) | Teaching Method of the Period for Integrated Studies |
教員名 | 内田 陽三,岡崎 智利 | ||
開講年度学期 | 2020年度 後期 | ||
曜日時限 | 集中講義 | ||
開講学科 | 工学部 応用化学科 |
単位 | 2.0 | 学年 | 2年 |
区分 | 教職課程 【科目】 道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目 【施行規則に定める科目区分又は事項等】 総合的な学習の時間の指導法 | 課程 | 必修 |
概要 | 総合的な学習の時間は、探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力の育成を目指す。 各教科等で育まれる見方・考え方を総合的に活用して、広範な事象を多様な角度から俯瞰して捉え、実社会・実生活の課題を探究する学びを実現するために、指導計画の作成および具体的な指導方法、並びに学習活動の評価に関する知識・技能を身に付ける。 【実務経験教員による授業】 本科目の担当教員は、教育現場と教育行政等の実務経験が豊富であるため、それらを通して培った経験を活かし、同科目の授業内容に併せた議論を展開する。 |
達成目標 | ①総合的な学習の時間の意義や、各学校において目標及び内容を定める際の考え方を理解する。 ②総合的な学習の時間の指導計画作成の考え方を理解し、その実現のために必要な基礎的な能力を身に付ける。 ③総合的な学習の時間の指導と評価の考え方および実践上の留意点を理解する。 |
学習教育目標 | 本科目の履修を通して、学校教育における総合的な学習の時間の意義を学ぶとともに、各学校の具体的な目標や学習内容を把握し、生徒の資質・能力を育成するための指導方法や評価方法等を身に付けることを目標とする。 |
成績評価方法 | (1) 評価方法 レポート、模擬講義50点、定期試験50点 (2) 評価基準 達成目標事項につて、レポート提出、模擬講義、定期試験を行い、その成績の合計に応じて以下のような評価を与える S:90~100点、A:80~89点、B:70~79点、C:60~69点、D:59点以下不合格 (3) 再試験 行わない |
教科書 | 独自で作成した資料や、中学校・高校の参考事例等を配布 |
参考書 | 中学校学習指導要領解説 総合的な学習の時間編 高等学校学習指導要領解説 総合的な探究の時間編 |
履修上の注意 | - |
授業計画 | 1回目 イントロダクション(担当:内田 陽三) 2回目 総合的な学習の時間の意義と教育課程において果たす役割について、教科を越えて必要となる資質・能力の育成について。(担当:岡崎 智利) 3回目 学習指導要領における総合的な学習の時間の目標並びに各学校において目標及び内容を定める際の考え方や留意点を理解する。(担当:岡崎 智利) 4回目 山口県内の高等学校の「総合的な探究の時間」の目標や内容を調べて発表する。(担当:内田 陽三) 5回目 山陽小野田市内の中学校の「総合的な学習の時間」の目標や内容を調べて発表する。(担当:内田 陽三) 6回目 各教科等との関連性を図りながら総合的な学習の時間の年間指導計画を作成することの重要性と、その具体的な事例の理解。 (担当:内田 陽三) 7回目 取得できる教員免許(高(工業)、中・高(理科)の当該教科との関連性を考慮して、授業計画を作成する。(担当:内田 陽三) 8回目 前回作成した、授業計画を発表する。(中学校)(担当:内田 陽三) 9回目 前回作成した、授業計画を発表する。(高等学校)(担当:内田 陽三) 10回目 主体的・対話的で深い学びを実現するような、総合的な学習の時間の単元計画を作成することの重要性とその具体的な事例について(担当:内田 陽三) 11回目 第10回目で学んだことを基に各自で単元計画を作成する。(担当:内田 陽三) 12回目 第11回目で作成した単元計画を基に模擬講義を実施する。(担当:内田 陽三) 13回目 探究的な学習の過程及びそれを実現するための具体的な手立てを理解する。(担当:内田 陽三) 14回目 総合的な学習の時間における生徒の学習状況に関する評価の方法について学ぶ。(担当:内田 陽三) 15回目 第14回目で学んだ評価の方法について、グループ単位で留意点を洗い出し、全体で共有する。(担当:内田 陽三) 16回目 定期試験 |
注意 | - |