授業名特別支援教育(99FT322)授業名(英)
教員名宮木 秀雄
開講年度学期2020年度 後期
曜日時限集中講義
開講学科工学部 応用化学科

単位2.0学年2年
区分教職課程
【科目】
教育の基礎的理解に関する科目
【施行規則に定める科目区分又は事項等】
特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒に対する理解
課程

概要 発達障害を含む様々な障害や、その他の要因により特別な教育的ニーズのある児童・生徒の心身の発達、障害の特性を理解するとともに、学習上、生活上の困難とその背景について理解する。その上で、特別の支援を必要とする児童・生徒が、達成感をもちながら学び、生きる力を身につけることができるよう、個別の教育支援計画、個別の指導計画の作成と活用の方法について、事例に基づき実践的に学んでいく。さらに、インクルーシブ教育の理念を含めた特別支援教育に関する制度や法令の内容を理解し、個別の教育的ニーズに対して学校における組織的な支援体制の在り方、関係機関との連携の在り方についても理解を深める。
達成目標①通常の学校における特別支援教育の現状や最新の動向について理解している。
②LDやADHD,ASD等の発達障害のある幼児児童生徒の特性と支援方法について理解している。
③必要な情報を収集し,支援方法を立案したり,個別の指導計画を作成したりすることができる。
④他者との協議を通して,幼児児童生徒への支援を考えることができる。
学習教育目標
成績評価方法試験(70%) 授業における課題の達成状況(30%)
教科書講義資料を適宜配付する。
参考書特別支援教育総論-インクルーシブ時代の理論と実践-(北大路書房)
履修上の注意

授業計画第1回:「障害」とは:ICFの視点から
第2回:特別支援教育の現状と特別支援教育を支えるシステム
第3回:特別支援教育の教育課程
第4回:発達障害の特性とアセスメントの方法
第5回:発達障害のある子どもの学習面の困難と支援
第6回:事例検討(1):学習面に困難を示す児童の事例
第7回:個別の指導計画・個別の教育支援計画の意義と内容
第8回:演習:個別の指導計画の作成
第9回:発達障害のある子どもの行動面の困難と支援(1):子どもの行動の捉え方
第10回:発達障害のある子どもの行動面の困難と支援(2):行動理論の基礎
第11回:発達障害のある子どもの行動面の困難と支援(3):行動支援の技法
第12回:事例検討(2):行動面に困難を示す児童の事例
第13回:授業のユニバーサルデザイン
第14回:ダイバーシティ教育
第15回:インクルーシブ教育と合理的配慮

注意