授業名教育実習指導(99FT318)授業名(英)Introduction to Teaching Practice
教員名吉村 高男,福田 みのり,内田 陽三
開講年度学期2020年度 後期
曜日時限集中講義
開講学科工学部 応用化学科

単位1.0学年3年
区分教職課程
【科目】
教育実践に関する科目
【施行規則に定める科目区分又は事項等】
教育実習
課程必修

概要 本科目は「教育実習指導(事前)」として開講するものである。(詳細は「履修上の注意」を参照。)
 教育実習は、実習校において生徒とかかわり、また、経験豊かな教員から指導を受ける過程を通じて、教職における基礎的・実践的力量と態度を養う学びの機会である。本科目は、上記学びをより深いものとするべく開講するものであり、教職課程における既習内容を振り返るとともに、更に発展的な力量獲得を目指す。
【実務経験教員による授業】 
本科目の担当教員は、教育現場と教育行政等の実務経験が豊富であるため、それらを通して培った経験を活かし、同科目の授業内容に併せた議論を展開する。
達成目標・教職課程で学んだ内容を整理・理解している
・特別活動等に関する模擬授業を立案し、実践できる
学習教育目標教育実習の意義・目的を十分に理解し、教師としての立場から教育現場に臨み、中学校・高等学校の生徒の前で、意図的かつ計画的に教育活動を推進していくことができるように、教師としての資質能力を高めることが本講義の目標である。
成績評価方法 「教育実習指導(事前)」の成績は、平常点(60点)と定期試験(小論文)(40点)を総合して評価する。なお、教育実習生として必要な資質・能力が身についていない場合には、平常点の範囲内で減点する。
 「教育実習指導(事前)」「教育実習指導(直前・直後)」「教育実習1」「教育実習2」の成績はまとめて評価し、最後に単位を与える。
教科書毎時間、適切な資料を配布する。
参考書適宜、適切な参考書を紹介する。
履修上の注意教育実習は「教育実習指導(事前)」「教育実習指導(直前・直後)」「教育実習1」「教育実習2」(※)で構成する。

原則として、3年次(実習の前年度)に「教育実習指導(事前)」を履修かつ合格したうえで、4年次(実習年度)に「教育実習指導(直前・直後)」と「教育実習1」「教育実習2」を履修する。

「教育実習指導(事前)」と「教育実習指導(直前・直後)」および「教育実習1」「教育実習2」は2年連続して履修しなければならない。「教育実習指導(事前)」を履修し合格しても、次年度に「教育実習1」「教育実習2」の履修の前提条件を満たせない者は、再度「教育実習指導(事前)」を履修することになる。

※「教育実習1」は中学校での実習者のみ、「教育実習2」は中学校・高等学校での実習者共通

授業計画第1回 オリエンテーション、教育実習の概要①
・実習校への打診結果回収
・大学教員の目線から教育実習の意義を考える

第2回 教育実習の概要②
・教育実習経験者(学生)の目線から教育実習の意義を考える

第3回 教育実習の概要③
・中等教育現場の経験者としての目線から教育実習の意義を考える

第4回 模擬授業の準備①
・グループ分け、模擬授業テーマの発表
・模擬授業テーマに関する説明

第5回 模擬授業の準備②
・教育現場の経験者から授業展開の手法について講義

第6回 模擬授業の準備③
・教育現場の経験者による模擬授業から「授業」を考える

第7回 模擬授業①
・模擬授業を行い、改善点を検討、講評

第8回 模擬授業②
・模擬授業を行い、改善点を検討、講評

第9回 模擬授業③
・模擬授業を行い、改善点を検討、講評

第10回 模擬授業④
・模擬授業を行い、改善点を検討、講評

第11回 模擬授業⑤
・模擬授業を行い、改善点を検討、講評

第12回 具体的な教育実習の実践について
・今年度、教育実習を経験した学生による報告会の開催、質疑応答

第13回 学校教育の現状①
・教育実習や学校教育の現状に関する現職教員による講話

第14回 学校教育の現状②
・教育委員会(県、市)の指導主事等により、教育行政に関する講和

第15回 講義の総括
・事務による教育実習ガイダンス

第16回
・レポート作成 

注意