授業名 | 教育心理学(99FT304) | 授業名(英) | Educational Psychology |
教員名 | 福田 みのり | ||
開講年度学期 | 2020年度 後期 | ||
曜日時限 | 木曜2限、金曜1限 | ||
開講学科 | 工学部 応用化学科 |
単位 | 2.0 | 学年 | 2年 |
区分 | 教職課程 | 課程 |
概要 | 教育的現象を心理学的視点で捉えるということや教育データを収集する際の留意事項や基礎的知識を講義、発表、討論により修得する。知識、技術の習得のみならず、教員としての生涯学習の態度の涵養を目指す。 |
達成目標 | 学校、家庭、社会における様々な教育的現象を心理学的視点で捉え、自分の考えを伝え、他人と議論できるようになることを目標とする。そのための具体的目標として以下のものをおく。 1.教育的現象を心理学の視点から捉えることができる。 2.教育データの収集方法やその際の留意事項について述べることができる。 3.教授行動の基礎となる資料検索、発表スキルを身につける。 |
学習教育目標 | 教育職員免許法施行規則に定める区分 ・幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程(障害のある幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程を含む。) |
成績評価方法 | 達成目標事項について、演習・小問(30点)、レポート(70点)の合計に応じて以下のように評価を与える。 S:90~100点、A:80~89点、B:70~79点、C:60~69点、D:59点以下不合格 演習・小問については発表、討論の内容によって測定する。 達成目標1、2についてレポートによって測定する。 |
教科書 | 特に指定しない。適宜参考資料を配布する。 |
参考書 | 「心理学からみた教育の世界」 藤土圭三(監) 北大路書房 「認知心理学者 教育を語る」 若き認知心理学者の会 北大路書房 「心理学者 教科教育を語る」 新しい教育心理学者の会 北大路書房 「認知心理学者 教育評価を語る」 若き認知心理学者の会 北大路書房 |
履修上の注意 | 「学習・発達論」を修得していることが望ましい。 |
授業計画 | 【授業外学習の課題】 毎回、今日の教育に関する討論を行うので、そのようなニュース等に関心を持ち、日ごろから情報収集を行っておくこと。 第1回:ガイダンス ・授業内容等の説明 ・情報収集の作法・討論の作法について 第2回:教育心理学とは ・学校、家庭、社会の中の教育心理学 ・心理学研究法(観察法・調査法・検査法)とデータの解釈について 第3回:討論テーマの決定 ・教育に関して気になるテーマを持ち寄り、次回以降の討論テーマを決定する 例)義務教育学校・コミュニティスクール・部活動・教員の働き方・体罰・いじめ ・不登校(オールタナティブスクール)・子どもの貧困・子どもの権利条約 等 第4回:討論【テーマ①】 ・決定した討論テーマについての情報収集 ・討議の柱の決定 第5回:討論【テーマ①】 ・情報収集した内容についての発表 ・討議の柱に基づいた討論 ・討論についての振り返り 第6回:討論【テーマ②】 ・決定した討論テーマについての情報収集 ・討議の柱の決定 第7回:討論【テーマ②】 ・情報収集した内容についての発表 ・討議の柱に基づいた討論 ・討論についての振り返り 第8回:教育測定と評価 ・教育方法 ・教育評価の目的、基準、実施時期 第9回:討論【テーマ③】 ・決定した討論テーマについての情報収集 ・討議の柱の決定 第10回:討論【テーマ③】 ・情報収集した内容についての発表 ・討議の柱に基づいた討論 ・討論についての振り返り 第11回:討論【テーマ④】 ・決定した討論テーマについての情報収集 ・討議の柱の決定 第12回:討論【テーマ④】 ・情報収集した内容についての発表 ・討議の柱に基づいた討論 ・討論についての振り返り 第13回:討論【テーマ⑤】 ・決定した討論テーマについての情報収集 ・討議の柱の決定 第14回:討論【テーマ⑤】 ・情報収集した内容についての発表 ・討議の柱に基づいた討論 ・討論についての振り返り 第15回:教育心理学・再考 教員の難しさ・楽しさ、まとめ 第16回:期末レポート 達成目標 |
注意 | 特になし |
- 教員: 福田 みのり