授業名 | 特別演習Ⅱ(99FA421) | 授業名(英) | Special seminar |
教員名 | 永田 寅臣 | ||
開講年度学期 | 2020年度 前期~後期 | ||
曜日時限 | 前期(集中講義)、後期(集中講義) | ||
開講学科 | 大学院 工学研究科工学専攻 |
単位 | 2.0 | 学年 | 修士課程2年 |
区分 | 専門共通 特別演習 | 課程 | 必修 |
概要 | 配属された研究室で、その専門分野の学問の基本的な考え方や現在の進展状況を深く学ぶために演習を課す。これは、主として研究室ゼミナールとして行われるが、他分野の学生の積極的な参加を促し、学際間の広い知識を得ることができるように配慮する。 ■本科目の担当教員である永田寅臣は1985年~1988年にかけて株式会社九州松下電器において情報端末のソフトウェア開発に携わり、その後、1989年~2006年にかけて福岡県工業技術センターにおいてコンピュータを用いた設計、工作機械を用いた3次元加工、産業用ロボットの制御と応用開発に従事した経歴を持つ。それらの業務で培った経験を同科目の授業の内容に併せて業務関係やその連携の重要性について講義する。 |
達成目標 | |
学習教育目標 | |
成績評価方法 | 研究ノート、演習に対する参加姿勢、報告のわかりやすさ、内容の理解度から総合的に判断して以下の評価を与える。日々の研究ノートの作成と提出は必須項目である。 合格 : S(90~100点),A(80~89点),B(70~79点),C(60~69点) 不合格 : D(59点以下) |
教科書 | |
参考書 | Fusaomi Nagata and Keigo Watanabe, Controller Design for Industrial Robots and Machine Tools -Application to Manufacturing Processes-, 260 pages, Woodhead Publishing Limited, 2013. |
履修上の注意 | ・通年2年間の必修科目である。 ・1年次と2年次の各年度始めに履修申告を必ず行うこと。 ・単位の認定は2年次に行う。 ・修士課程は、制御・情報システム工学、電子物性・デバイス工学、固体物質科学、高分子化学、有機・生物化学の5つの教育研究分野で構成されている。特別演習は、配属された研究室において、それぞれの研究分野を中心とする演習を行う。 |
授業計画 | 究室では、ロボットのインテリジェント制御、バイオミメティクスの応用など知能機械システムの提案を目指します。平成29年度の研究では、産業用ロボットのCAMシステム、産業用ロボットによる発泡プラスチック加工の研究、画像処理のロボット制御への応用、ORiNミドルウェアに対応した産業用ロボットの制御、RANSACアルゴリズムを応用したPCDの平滑化、メカトロニクス教育システムの開発などのテーマを用意しています。これらの課題に取り組むことで、産業界からの求人ニーズの高い「ハードウェアとソフトウェアに強い実践的な人材」を目指します。 1. 輪講 本年度は、ロボティクス、メカトロニクス、インテリジェント制御などをテーマとして週1回の輪講を行う。各自でテーマを設定し、関連事項を調べ、内容を解説する。関連する専門知識を修得すると共に、専門書の読み方、人にわかりやすく説明する方法を学ぶ。 2.英文輪読 ・論文紹介:研究に関連した論文を紹介する。紹介する学術論文を選び、内容の理解に努める。その際、引用文献やWEB検索による文献も参考にし、学術論文の内容を正確に理解できる能力を養う。 ・技術雑誌"Robotics and Automation Magazine"に掲載されているロボティクスや自動化などの分野の英文記事を定期的に輪読する。英語に慣れ、文法の知識や語彙を増やし、英文の概要をつかむことができるようにする。 3.実験報告 研究の進捗状況は、日々の研究ノートと週1回の進捗報告会により教員に報告し、進め方を相談する。 実験ノートの内容を図表に整理し、PowerPointを用いてわかりやすく報告する。7月、9月、12月には中間報告会を開催し、それまでの成果を口頭発表する。このとき、texで作成した報告書を提出する。 |
注意 |
- 教員: 永田 寅臣